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作業の流れ(一例)の簡単な紹介です。
① 現場床等養生・資機材搬入、運転状況確認・分解前各所計測
② 各配管取外し、ポンプ取外し、搬出・運搬
③ 工場搬入、分解前各部計測
④ 全分解・整備清掃・各部計測・内面塗装
⑤ 組立・各部計測調整・外面塗装・工場搬出
⑥ 運搬・現場搬入
⑦ ポンプ据付・各配管取付、アライメント調整(芯出し)、カップリング接続
⑧ 運転確認
⑨ 資機材撤収・現場清掃
分解前アライメント(通り芯)確認
ポンプとモータの軸心のずれをダイヤルゲージという精密計測器を使用し0.01㍉単位で計測します。
分解です。
部品どうしは非常に強くオス・メスで結合しているので、様々な工具を使い、場合によってはガスバーナーで加熱しメス側を広げて取外ししたりします。
画像はモーターのベアリングをギアプーラーという工具で抜き出しています
分解部品整備清掃点検
分解した部品をチーム全員でディスクグラインダー、ブラシなどを使って磨き、傷、割れ、腐蝕の有無を調べます。
上段ビフォーアフター
左上 : 分解時 右上 : 清掃完了時
下段整備後欠陥発見
下 : 腐食による割れ
分解部品各部計測
外側マイクロメーター・シリンダーゲージなどの様々な精密計測器を使って内径・外径等を0.01㍉単位で計測して摩耗の有無・変形等を調べます。
組立
概ね分解の逆の作業となります。
ガスケットを所定の位置に入れたか、各部品の向き(表裏・上下)が所定の向きになっているか、ボルト類の締付は適正な力で締付けられているか(締めすぎると歪みますし緩いと漏洩します。)など一つ一つ確認しながら組み立てていきます。
組立完了です。
据付・配管接続を行います。
アライメント調整(芯出し)
ポンプ据付後、アライメント調整(芯出し)を行います。ダイヤルゲージを使用し、シムライナーという様々な厚さの極薄板をモーターの下に挿入・抜き出しをして面開き・芯ずれの上下方向を調整し、駆動モータを動かして面開き・芯ずれの横方向を0.01㍉単位で調整します。
シムライナー
アライメント調整(芯出し)
芯ずれ(上下方向)
芯ずれ(左右方向)
面開き(左右方向)
面開き(上下方向)
運転確認です。
目視で漏洩はないか、異音はないかを確認し、振動計・温度計等を使用して異常がないかを
確認していきます。異常がなく正常運転が確認できたら、お客様に引き渡しです。
画像は振動計を使って振動測定を行っています。
施工完了です
資機材撤収・各養生撤去・現場清掃し、現場での作業は終了です。
片付けです
会社に戻り道工具類の片付けを行います。
破損しているもの、紛失したものはないか確認しながら道工具類を清掃して片付けを行います。
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